Trac月にTracBurndownプラグインを導入してみる
TracでScrumっぽいプロジェクト管理を行いたい。TracBurndownプラグインを入れるとburndown chartを表示出来るらしーので、試してミタ。メモメモφ(._.
Trac月インストール
Trac月は便利だねぇ。インストールもインストーラでラクチンなので省略。以下参照。
Trac Lightning Wiki - Trac Lightning - OSDN
今回インストールしたバージョンは1.4.3。インストール先はデフォルト(C:\TracLight)。
インストール完了後PC再起動を促される(サービス登録の為?)ので従う。再起動後スタートメニューから[すべてのプログラム]→[Trac]→[コマンドプロンプトから実行]でTrac起動。
しかしApacheの起動に失敗する。どうも80ポートがskypeと競合しているようだ。とりあえずskypeを終了して再チャレンジ。起動成功(^-^)。ブラウザでhttp://localhost/と、http://localhost/tracにアクセスして画面が表示されることを確認する。ポート番号を変えたい場合はC:\TracLight\apache2\conf\httpd.confの設定を変えてあげればオケ。
timing and estimationプラグインインストール
次に、TracBurndownプラグインに必要な、timing and estimation pluginをインストール。Trac月のTracバージョンが0.10.4だったので、Zipped source for plugin for Trac0.10.を選択してダウンロード、解凍。
スタートメニューから[すべてのプログラム]→[Trac]→[コマンドプロンプト]を選択。こうすると、python,subversion,apacheなどの各コマンドを実行するのに必要な環境変数が設定されたコマンドプロンプト(以降Trac月コマンドプロンプトと呼ぶ)が開く。
解凍したtiming and estimation pluginのsetupスクリプトを実行する。
>cd c:\temp\timingandestimationplugin\branches\trac0.10 >python setup.py install
tracを再起動する。
http://localhost:8765/trac/SampleProjectにアクセスして、ユーザ名admin、パスワードadminでログインする。
上部メニュー[管理]をクリックするとWebAdmin画面が表示されるので、左メニューより[plugins]を選択し、timingandestimationpluginの機能をONにする。
Tracを再起動する。
The Trac Environment needs to be upgraded. Run trac-admin C:\TracLight\projects\trac\SampleProject upgrade"
という様なエラーが出るようになるので、言われる通りにtrac-adminコマンドを実行する。Trac月コマンドプロンプトを開き、以下を実行する。
>trac-admin c:\TracLight\projects\trac\SampleProject upgrade
これで上部メニューに[Management]が表示されればOK。また、チケット登録画面に
- Estimated Number of Hours
- Add Hours to Ticket
- Billable?
のカスタムフィールドが追加されていることも確認。
ScrumBurndownプラグインをインストール
いよいよ本命、ScrumBurnDown pluginをインストールする。まずtrac-hacks.orgより以下のeggファイルをダウンロード
http://trac-hacks.org/attachment/wiki/ScrumBurndownPlugin/TracBurndown-01.08.10-py2.3.egg
このeggファイルをTracBurndown-01.08.10-py2.5.egg(2.5の部分はTrac月付属pythonのバージョンに合わせる)にリネームして、C:\TracLight\python\Lib\site-packagesにコピー。
Tracを再起動する。
timing and estimationプラグインと同様に管理画面よりTracBurndownプラグイン機能をONにする。
Tracを再起動して、またTrac月コマンドプロンプトでtrac-adminコマンドを実行。
>trac-admin c:\TracLight\projects\trac\SampleProject upgrade
上部メニューに[Burndown]項目が追加されていればオーケー!
なんだか手順に無駄が多そうだが、インストールはとりあえずこれで完了!
さて、いろいろイジってみよかな。。