ほげにっき

hogedigoの日記

技術のもう一歩先

積極的に新しい技術を勉強してプロジェクトに取り入れようとしているのに、会社(プロマネ)が保守的でなかなか採用されない、と嘆いている若い後輩がいる。たまに採用されても、その新技術の些細な欠点ばかり指摘されてウンジャリしてるらしい。


うーん・・・惜しい!もう一歩。新技術を取り入れようとするその心意気は立派だが、さらにもう一つ、食らわねばならぬモノがあるのです。


それは責任。自分の意見で新技術を取り入れた場合、そのリスクに対する責任は結局本人が負うのです。「そんな仕組みだと誰も積極的になれない。責任はチーム(or プロマネ)が負うべき」だなんて綺麗事言ってたら、何もはじまらんのです。


プロマネを無理矢理にでも説得して採用してもらったら、あとはひたすらアフターサポート。利用手順やTipsは積極的に用意する。多少の欠点やリスクは先回りして対処しメンバに気付かせないようにする。とにかく周りのメンバにとって導入が逆効果だと思わせない様全力を尽くす。


これはかなり大変なことです。自分の通常のタスク以外にそのサポート作業が入るから。プレッシャーもキツイでしょう。でもそれをこなすと、「おお、コレは結構便利だったな。次回も使おう」となって、さらに「アイツの言うことは信用できるな。これからはもっと意見を取り入れよう」となるワケです。


こういうサイクルが回り出すと、自分の興味ある技術に関する勉強をお金をもらって出来る様になるので、一石ウン鳥です。ムテキステキになります。


たいへんだろうけど、ガンガレ!!