ほげにっき

hogedigoの日記

部下にちょっとした仕事を頼むとき

部下にちょっとした仕事を口頭で頼むとき、自分の思っていたものと全く違うモノが出来てきてガックリすることがある。またはトンチンカンな方向で作業して時間をかけてしまっていたり。最後は部下と言った・言わないの論争になったり。
そんなときついつい相手の理解力のせいにしてしまいがちだけど、大抵は自分の説明にも原因があるものだ。所詮口頭の情報伝達の正確性なんてそんなモノだ。


指示を全てドキュメントやメールできっちり記述して出す、という方法もある。これだったら少なくとも言った・言わないの論争は避けられる。が、やっぱり指示と相手の理解の間にギャップが生じる可能性はあるし、なにより指示を出す側の作業コストが増えて、タスクを分散させるメリットが小さくなってしまう。


そこで・・・
まず口頭で部下に仕事内容を説明する。相手が理解したと思ってもそこでタスクを開始させず、まずWBSを作らせる。つまりタスクをもっと細かいタスク(手順)に分解させて、ドキュメント(テキストファイルに箇条書き程度でOK)化させる。その際口頭で説明したものもメモとして反映してもらう。
タスク開始前に、作ってもらったWBSをレビューする。そうすることで自分の頼みたい仕事と部下の理解の間に齟齬がないか確かめることが出来る。さらに(WBSを作らせることで)部下の理解を助けることが出来る。


どうでしょ?もちろん全ての仕事の指示においてこの方法を適用する必要はなく、問題がおきそうな場合や、部下の理解度が不明な場合にのみ適用すればよい。


ただ・・・この方法は部下に対しては使えるけど、立場が同等か上の人に対してはつかえないな。。。