ほげにっき

hogedigoの日記

メッシとジョーダン

よくメッシのプレーがワンパターンだという人がいる。確かにロナウジーニョやCロナウドなどの様に多彩で人目を引くフェイントは殆ど使わない。

  1. 中盤右サイド寄りでパスを受ける
  2. DFに向かってドリブル開始→
  3. 1人目のDFを交わして中央方向へ切り替えし
  4. 2,3人DFを牽制しつつ逆サイド方向へドリブル
  5. シュートまたはスルーパス

という流れが定番。でもこれがなかなか止められない。


キャリア後半のマイケル・ジョーダンを思い出した。
ローポストからのフェイダウェイ(またはDFを2,3人引き付けてパス)という鉄板を繰り返し、DFも(観客も)何をするのか分かっているのに、誰も止められなかった。


メッシもマイケル・ジョーダンも勝つため(得点するため)の武器から徹底的に無駄を削ぎ落として、シンプルだが強力なものにしたということだと思う。マイケルジョーダンがフェイダウェイを多用する様になったのは体力的にピークが過ぎた頃からだが、メッシはあの若さで既にそういう域に達しているのがスゴイ。